【最大半額】中小企業等の海外商標出願費用を補助する「外国出願支援制度」とは

海外商標

海外への事業展開を計画している中小企業・個人事業主の皆さん、「海外権利化支援事業(外国出願支援制度)」はご存じですか?同制度を利用することで、海外商標の出願費用の半分まで(※最大1申請あたり60万円、1事業者あたり300万円、その他制限あり)補助してもらえます。費用面で海外展開に二の足を踏んでいた企業にとって、大きなチャンスです。

中小企業・個人事業主の方は必見!

同制度はこれまで日本貿易機構(JETRO)や発明推進協会(JIPII)を窓口に実施されてきましたが、今年度より工業所有権情報・研修館(INPIT)が事業を引き継ぎました。制度の最新情報や具体的な申請期間は下記のページをご確認ください。

採択率を高める専門的サポート

私は、この補助金事業の審査委員をしていまして、これまで数多くの申請を審査しています。具体的な審査基準を公開することはできませんが、どのような情報・資料を用意すれば高い評価を受けられ、採択の可能性を高められるか熟知しています。ご相談いただければ、適切なアドバイスを行って、採択の可能性をできる限り高めるようサポートいたします。

この補助金を申請するには、ベースとなる国内商標の出願・登録が必要ですが、国内商標を出願・登録されている場合は、国内商標の内容を精査した上で、外国出願の商標や指定商品役務の選定、先行登録調査の実施など、採択の可能性を高める申請書の作成をサポートします。国内商標の出願前であれば、さらに、補助金申請を想定した最適な国内商標の出願プランを提案します。

再チャレンジをご希望の方、大歓迎です

もし過去に補助金申請をして採択されなかった方は、ぜひご相談ください。過去の申請書面を拝見して、商標関連部分に関する見解と改善提案を提供いたします。

外国商標出願は、弊所の得意分野です。これまで多数の国々で商標出願手続を行い、登録に導いてきました。はじめて海外展開を検討されている中小企業・個人事業主の方はもちろん、過去に外国出願や補助金申請を経験されている方々にもご納得いただけるサービスを提供いたしますので、お気軽にご相談ください。

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商標・意匠のことならどんなことでも、お気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

長谷川 綱樹

長谷川 綱樹

30歳になるまで、知財とは全くの別分野におりましたが、一念発起して弁理士となり、商標専門で現在に至ります。 そのせいか、法律よりも「人の気持ち」のほうに興味があります(いいのか悪いのかわかりませんが)。 商標は事業活動と密接に関係していて、関わる人々の「気持ち」が大きく影響します。「気持ち」に寄り添い、しっかりサポートできる存在でありたいと思っています。 出願案件では「取得する権利の最大化」を目指して、商標のバリエーションや将来の事業展開の予定など、丁寧にお話を伺います。 係争案件では「いかに円満に解決するか」を重視して、目先の勝ち負けだけでなく、将来的な問題解決を意識して対応して参ります。